それでは、メールでお伝えした、
リフティングの時にお子さんが集中できるようにしてあげるために、
お子さんに行って欲しい、3つのポイントをご紹介します。

簡単に取り入れられて効果が高いと思いますので、
ぜひ参考にしてみてください。

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ポイント1.自分で回数を数えさせない。
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1人で練習するときは、仕方がないのですが、
どの子も頭の中で回数を数えています。

それだと、リフティングを行うことに集中できなくなります。

これは、回数が自分自身で勝手に作ってしまった限界に近づくと、
どんどんプレッシャーになっていき、
緊張し始めてうまくいかなくなってしまうからです。

そこで、

「数はこちらでカウントするから数えないでやってごらん」

というようなことを伝え、

お子さんの頭から、
回数を数えることを排除してあげてほしいと思います。

そうして、何度か繰り返すことで限界を超えると思いますので、
記録を更新したときはぜひ褒めてあげてくださいね。

それと同時に、限界がないことから、
練習すれば上達するということも伝えて欲しい思います。

次に…

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ポイント2.チャレンジできる回数を決める。
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リフティングは何度も何度も練習を繰り返してできるようになります。

ただ、繰り返すと、だらだらしてきてしまいます。

そこで、お子さんの集中力が切れてきたら、
目標回数を設定してあげ、
残りのチャレンジ回数を設定してあげてください。

「今日は20回リフティングできたから、
残り3回だけ、22回を目指してリフティングやってみよう」

「両足でももは使わずに◯回に後、5回挑戦して今日は止めよう」

など、もしそれで達成できたら褒めてあげたり、
駄目だった場合には、次回に持ち越して、
いつ超えられるかをお子さんと楽しみにして欲しいと思います。

なにか簡単なバツゲームやご褒美を、
一緒に考えて設定しても良いかもしれません。

そして最後に3つ目の、

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ポイント3.リフティング中に違う練習を挟む。
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ということも、集中力を高めるために大切です。

リフティングばかりしていても、
子供たちは飽きてしまいますし、
集中できなくなっていきます。

そこで、何度かリフティングを行ったら、
リフティングのような集中を要するトレーニングではない、

・ボールを投げてあげてノーバウンドでただ返してもらう
・キックの練習で強くボールを蹴る

など、意識を分散できることを挟んであげた後に、
改めてリフティングの練習に戻ってみてください。

新鮮な気分になるので、集中できるようになります。

以上が、リフティングの集中力を高めるための3つの指導法です。

上記の3つのポイントで、お子さんの能力や、
やる気を引き出すことにつながれば嬉しいです。

なお、今回お伝えしたことをシンプルに言えば、

・集中と分散
・緊張と緩和(リラックス)

の使い分けで、リフティングとしてご紹介しましたが、
どのトレーニングにおいても必要なコーチングの考え方です。

他のトレーニングにもぜひ応用して頂けたらと思います。

なお、この3つのポイントを魔法のリフティングトレーニングに取り入れることで、

下の動画のTくんのように短期間で上達できると思います。




この3つの指導ポイントを試されたり、
今までのお伝えしてきたトレーニングに関してのご報告がございましたら、
下記コメント欄にシェアを頂けたら幸いです。