コーディネーション能力・コーディネーショントレーニングとは?

コーディネーショントレーニングとは、身体を巧みに動かす能力を養うためのトレーニングを言います。

例えば、アスリートや運動の得意な子供を「運動神経が優れている」「ボールの扱いがうまい」「バランス感覚がいい」「リズム感がいい」などと表現することがあります。

このような人たちが持っているのが「コーディネーション能力」で、この能力を高めるためにコーディネーショントレーニングが有効です。

(有名なメッシ選手は才能はもちろんのこと、子供の頃に実戦形式で室内ミニサッカーをたくさん行い、この能力を伸ばしたと言われています)

コーディネーションには、7つの能力があると言われています。

1.リズム能力

2.バランス能力

3.連結能力……なめらかな動き

4.定位能力……状況の把握、距離や空間の認知

5.反応能力

6.変換能力……フェイントや素早い動作の切り換え

7.分化能力……手や足、用具などを正確に動かす

これに関連して、サッカーでは

・ダッシュしながら急にジャンプ(ゴール前に飛び込んでヘディングシュートを打つなど)

・ジャンプ、素早い方向転換、走りながらの方向転換などの複合的な動き

・狭いスペースでの動き

・限られた時間内での素早い動き

・相手選手からのプレッシャーを受けながらのプレー

などが要求されます。

また、これらのコーディネーション能力は「ゴールデンエイジ」と呼ばれる小学生以下の時期にトレーニングを行うことが最も効率的です。

オブリガードサッカースクールでは、サッカーの技術だけにとらわれずに、子供たちのコーディネーション能力を楽しみながら高めるトレーニングを取り入れています。

それから、 試合やミニゲームがコーディネーション能力の向上に大きくつながるので、できるかぎり繰り返し実践を行なって欲しいのですが、

近くにスクールや少年団がなかったり、昔の私のように子供たちが集まらない、試合になかなかでられないということも考えられますので、
今回ご紹介するコーディネーショントレーニングを行って、集中的に伸ばしてあげて欲しいと思います。

それでは、コーディネーショントレーニングの説明に入ります。